新型コロナウイルス感染症の影響

日本郵便(郵便局)からの「国際郵便」は、現在大幅な遅延が発生しているのに加え、多くの国・地域で引受け停止措置が講じられています。

Due to the COVID-19 coronavirus
The international mail has been terrible delayed or stopped due to the reduction in airline flights.

https://www.post.japanpost.jp/int/information/index.html

ebay輸出で使うおすすめの発送方法!輸出方法で悩んだらこれ使えば間違いない!

2016年2月10日

発送

日本郵便のEMS送料が値上がりしました。300gの区分が廃止されて、全体が300円~500円あがってます。アメリカまで300gで1200円の送料だったのが2000円ですよ!

そうなるとeパケットやSALの使用頻度が上がると思いますが、最近はAmazon輸出、ebay輸出ともに、顧客満足度の観点から届くまでの日数も重視する傾向にあります。EMSを使わないわけにもいきません。

じゃあどうしようって話ですが、どうしようも何も選択肢を知らなければ改善案に繋がりませんね。そこでebay輸出で使える発送方法をまとめました。発送方法の種類からお勧めの方法を3つに絞っています。

細けぇことはいいんだよ!って方は「これ使えば間違いない」で解決します。

発送方法は何がある?(郵便局 ⇒ 海外)

通常ebayで商品が売れたら郵便局から発送しますが、その際の主要な発送方法一覧です。

  1. EMS
  2. 航空便
  3. SAL便(サルビン)
  4. 船便

大きく分けて4つあります。4つの発送方法については以下の比較が分かりやすいです。

国際郵便:発送方法の比較

そして荷物の種類によって選択肢はさらに増えます。

  • EMS
  • 国際小包の航空便、SAL便、船便
  • 小型包装物の航空便、SAL便、船便
  • 国際eパケット
  • 印刷物の航空便、SAL便、船便
  • Dメール・Pメール
  • 航空書簡

そして、そして、
さらにオプションが4つあります。

  1. 書留
  2. 速達
  3. 受取通知
  4. 保険付

・・・多いですよね。

選び放題やっほーい٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ って方いますか? 前向きな方は好きですが、たぶん多くの人が何を選んでいいのか分からんという感想になると思います。

郵便局のサイト(サービス比較表)

じゃあ何使えばいいのよ?ってのが次の結論です。

【結論】これ使えば間違いない!

まず結論です。「EMS」と「国際eパケット」と「小型包装物SAL便」の3つだけ使ってれば大体オッケーです。

それぞれの特徴から、その商品に合った方法を選択してください

3つそれぞれの特徴

1.EMS

重さ30kgまでの商品を最優先かつ安全にバイヤーの元へ届けます。値段の割にサービスの充実が半端ないです。
サイズに関して国によって若干ルールが異なる。
EMSの大きさ・重量制限一覧表(日本郵便)

10個まとめて送れば10%OFFの割引も適用されるので、重いものを無在庫でガンガン売る人はEMS最強ですね。

2.国際eパケット (Registered Airmail)
小型包装物の航空便(書留付)と同等のサービスで、さらに安いです。発送してから早くて3日、平均1週間ぐらいでアメリカやヨーロッパに届いてます。2kgまでの重量で、3辺の合計サイズが90cmまでの商品にしか使えませんが、書留による追跡もできますのでお勧めです。

10個まとめて送れば1個当たり40円の割引になります。

3.小型包装物SAL便(こがたほうそうぶつサル便)
2kgまでの商品を安く送りたい時の選択。

言うほど不着もトラブルもないです。安い理由は「他の発送方法に比べて配送の優先順位が低い」からですが、ただ、言っても航空便とそこまで変わらない気がします。

書留付きの小型包装物SALを10個以上まとめて送る場合も1個当たり40円割引になります。国際eパケットと複合して送った場合も適用されます。書留なしのSALだけを10個送っても割引はありません。

注意しなければならないのが、買い手から異議があった時は100%負けます。410円プラスすると書留(追跡)を付けることができます。"Registered SAL"です(小型包装物SAL、書留付)

選ぶ時のポイント

国際eパケットにしろ、小型包装物SAL便にしろ、遅れる時は2か月、3か月かかります。3か月待ってくれるバイヤーもいれば、1週間待てないバイヤーもいます。

EMSは最後まで追跡できますが、他の2つに関しては、国によって追跡が途切れることがあります。よく送る国で言うと、カナダやオーストラリアは日本を出たら追跡ができません。自国のオリジナルナンバーに書き換えられるので諦めましょう。調査請求を出せば回答が1か月後ぐらいに届きますが、ケースオープンによる異議が発生していた場合は、すでに返金してる頃だと思います。

自身の状況に対して、リスクと相談しながら決めるしかありません。

送料をebayで設定する方法

3つ選んだついでに、ebayの送料設定についても重要なので記載します。

3types

↑これを見て頂くと分かりますが、Economy from outside USと Standard と Expedited の3つが僕たちebay日本人セラーの選択する送料項目です。

で、その横に(11 to 23 business days)とあるように、それぞれの選択によって届くまでの日数が設けられています。この日数がポイントで、現在ebayでは相手がfeedbackを入れる際に「商品の到着は予定通りだったか?」というYES/NO選択が追加されています。

予定通りに商品が到着したかの質問項目 (参考:ebayJapan)

以下は実際にフィードバックを入力するときの画面です。

arrivedate

Did the item arrive on or before xxxx,xx xx,2016?
商品は2016年○月○日までか、その前に届きましたか?

と書いてある通り、Estimated Delivery Dateという到着予定日が指定されていたのがお分かり頂けると思います。商品購入してから発送されるまでの日数(Handling time)と、Economy from outside US ( 11 to 23 business days)などの日数を加味したものです。

ebayの説明では「トラッキングができない場合の取引を調査・分析する為にもうけられている」とあるのですが、ようはこの選択肢があることでバイヤーが到着日を意識してしまうのが問題なわけです。「その日までに届いてない!悪いセラーだな」って意識されるとYes/No選択の後の実際の★を付けるフィードバックスコアに影響する可能性があります。

なので、送料選択では通常3つあれば、このように

  • Economy Int'l Shipping(経済的)= 小型包装物SAL
  • Standard Int'l Shipping(標準的)= 国際eパケット
  • Expedited Int'l Shipping(特急)= EMS

としてしまいそうですが、やめた方がいいです。EMSが4日以内で相手国に到着するなんてアジア圏内でもギリギリです。だから、Expeditedは使用せずに、

  • Economy Int'l Shipping(経済的)= 小型包装物SAL or 国際eパケット
  • Standard Int'l Shipping(標準的)= EMS

と設定することをお勧めします。

ポイント

つまりは、ebayのEconomy Int'l ShippingやStandard Int'l Shippingの意味とは、それぞれの販売者が自由に決めている送料設定なので、日数は当てにならないと言えます。

まったく当てにならない設定なので、日本以外

このようにExpedited Shipping from China/Hong Kong/Taiwan to worldwideという from China/Hong Kong/Taiwanという限定項目もあります。これなら予定の期間が延びますのでExpeditedを使えるかもしれませんが、発送選択が「中国/香港/台湾」となりますので、商品によっては購買率が下がるかもしれません。

母体の少ない日本人セラーの弱い所ですね。Expeditedを選ぶバイヤーは時間をお金で買う人なので、社会的地位の高い人=お金持ってる人である可能性が高くなります。ExpeditedでFree shipping設定にしていると検索上位にも入れます。

例えばの考え方

考え方1

小さなfeedbackの傷なんぞフォロー可能!それよりたくさん売りたい!

ならば

  • Economy Int'l Shipping(経済的)= 小型包装物SAL or eパケットライト
  • Standard Int'l Shipping(標準的)= 国際eパケット
  • Expedited Int'l Shipping(特急)= EMS

考え方2

ブランド力や一定の信用がない状態だから、後々のトラブルを避けたい。

ならば

  • Economy Int'l Shipping(経済的)= 小型包装物SAL or 国際eパケット
  • Standard Int'l Shipping(標準的)= EMS

考え方3

とにかく面倒なのは嫌!

ならば

  • Standard Int'l Shipping(標準的)= EMS、国際eパケット、eパケットライト

この辺の選択もリスクと相談しながら決断していきましょう。

使ったらダメな発送方法

ダメ

  • 船便
  • 航空書簡

この2つは使わない方がいいでしょう。個人的にトラブルが多かったからというのが理由です。

特に「安い方法ない?」と言ってくるバイヤーに「船便なら時間かかるけど安く送れるよ」と言って提案したらダメ。少しの送料でもケチろうとする人は、総じて心にゆとりがないので念を押していても遅ければクレームとなります。そのぐらい船便は遅いです。

航空書簡は90円で25g以下の商品を全世界に発送できますので、遊戯王カードやポケモンカードなどのトレーディングカードを送る時などに使えます。が、送る国にもよりますが届きません(相手いわく)。評価ためるぜー!カード売りまくるぜーウェーイって航空書簡送ってたらトラブル多発しました。

僕のブラックマジシャンやピカチュウはいずこへ Ʊ”-ʓ(;´༎ຶД༎ຶ`)Ʊ”-ʓ

まとめ

お勧めは

  1. EMS
  2. 国際eパケット
  3. 小型包装物SAL(書留)
  4. eパケットライト

の4つです。


関連記事送料の徹底比較リストを作成しました
「送りたい国」と「荷物の重さ」で、eパケライト含む5つの発送方法から送料比較ができます。割引面も書いているので、取りこぼしが防げます。

-ebay輸出, how to ebay

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