File exchangeで12枚の商品写真をアップする方法です。アップするだけなら"|"でURLを区切って書けばOKです。でもリストを毎回区切る作業はしんどいので、今回は「IF関数」を使って楽できる所を紹介します。
※ "|"の読み方はVertical bar(バーチカルバー)と呼ぶらしいですよ。= 縦棒でいいみたいです。頭の中では縦棒と言いながら書いてます。
PicURLは URL + IF関数 + "|"
IF関数を使う方法でやっていきます。マクロなしです。
簡単だし、応用も効かせることができるのでお試しあれ。
通常のPicURLへの記入方法
PicURL列にはご自身でアップしている画像URLを"|"で区切りながら12枚入力することができます。
このようなイメージです。
http://hoge.com/yotta/00001.jpg|http://hoge.com/yotta/00002.jpg|http://hoge.com/yotta/00003.jpg
このように"|"縦棒で区切って書きます。
コレをいちいちコピペ入力するのはアホらしいので、IF関数でもっと簡単に入力する方法が次の内容です。
最終着地点
今回やることの完成イメージ図
別シートにURLだけ入力するセルを作って、その12個のセルに入力されているURLをFile exchangeのPicURL列に、"|"区切りで連結させて表示します。
G列に表示されている3行の結果だけ見ると、G2,G3,G4でそれぞれURLの組み合わせが異なっていることが分かります。画像が12枚もない時は、ある画像だけを連結させています。
やってみます。
12個セルを用意して、PicURLにIF関数で紐付する
【手順】
① まずは、File exchangeのメインシートとは別に「データ入力」だけのシートを作りましょう。
データ入力だけのシートを作るのには理由があります。これは誤って関数を消してしまうミスを防ぐのと同時に、入力する必要がある所だけ一目で分かるようになるので、時間効率があがるからです。
エクセル編集のポイントで、メインのシートはロックして変更できなくするぐらいが理想的です。
入力シートを作成したら、画像URLを入れるセルを12個作りましょう。横一列です。
12個セルを作ったら、メインシートに戻って、PicURLの下に関数を入れます。"画像○セル"という部分を入力専用シートと紐付けします。
今回の例でいくと下の画像のような入力イメージ
"画像○セル" ← のダブルクォーテーションも含めてコピペ変更です。
なんか複雑っぽく見えますが、大したことはしてないのです。少し分解して説明すると、以下の繰り返し
=画像1セル&IF(画像2セル="","","|"&画像2セル)
IF(○であるか、ないか,[真の場合の処理],[偽の場合の処理])
はい。意味分かりませんよね。
IF関数について少し説明
IF関数とは「もしも」に対して結果を出す関数です。「もしも対象のセルが○だったら△。○ではなかったら、□と答えを出す」って感じ。
上の式で実行している内容は
- 入力シートから画像1のURLを引用⇒PicURLに表示
- 画像2に「もしURLが入っていたら」PicURLの画像1に"|"とURLを連結して追加
- 画像3に「もしURLが入っていたら」PicURLの画像1&2にさらに"|"とURLを連結!
追加する時は&関数を使って、"|"で連結するという処理も行ってます。
これでメインシートのPicURLに各URLが"|"で連結された状態で挿入されていくようになりました。
File exchangeで画像のURLを用意する方法
そもそもの画像URLを用意する方法も書きます。2パターンあります。
- ホスティングサービスに画像をアップしてURLを用意する
- 自分でレンタルサーバーに画像入れてURLを用意する
ホスティングサービスに画像をアップしてURL用意
画像をホスティングサービスにアップして、提供されるURLをFile exchangeに入力できます。
ホスティングサービスはphotobucketなどでいいと思います。他にもたくさんあります。
ただし、どこを使うにしても URL取得 は面倒だと思うのでおススメはしません。
自分でレンタルサーバーを用意してURL取得
より簡単にするなら自分でレンタルサーバー用意してURL取得も可能です。100品、200品を出品するならレンタルサーバー一択になります。
というか、自由に使えるサーバーとドメインぐらいは持っておいた方が良いので、必ず用意されることを強くおススメします。
もしebayの為にサーバーをレンタルするなら、月額100円でレンタルできるロリポップのエコノミープランで充分でしょう。容量が10GBありますので、だいたい1万7千アイテムぐらい出品できる計算です。(ebayで出品する際の画像一つ当たりが50kbぐらいだとして、209,715枚の写真をアップできます)
エコノミープラン 詳細はこちら
ただブログなどを将来的にやる予定があるなら、エコノミーではなくスタンダードプランをお勧めします。
スタンダードプラン 詳細はこちら
ドメインも必要です。URLのことです。自分のebayIDでドメインを取得しておけば後々のサイト作りに使えます。年間数百円で取得できます。
お名前.com
ドメインは車のナンバーみたいなもので、どこで取得しても同じです。
ebayの画像ポリシーを復習
念のためebayの出品画像ポリシーも確認しておきます。
- 最低でも1枚の画像が必要
- 1出品につき12画像まで無料で掲載できる
- 画像サイズは最少が500ピクセル(一辺の長さ)
- 最大画像サイズは1600ピクセルが推奨(一辺の長さ)
- 画像に枠線やテキスト、アートワーク追加はダメ
- ウォーターマーク追加はルールに沿って
- 中古商材にストックフォトは使用してはならない
あとは、ズーム機能が自動で設定される画像は一辺の長さが800ピクセルから。
>> より詳しいebayの出品画像ポリシーはこちら(公式英語)
まとめ
- PicURLには12個URLを入れることができる
- URL同士は"|"で区切る
- &とIF関数を使えば簡単に区切って連結させることができる
意味分かんねぇ!と思った方すみません。僕の説明が下手なだけです。本当にたいしたことはてないのです。
手作業で入力する項目はどんどん減らしましょう。あと、こういうテクはたくさんあるので、関数の本が一冊あるとはかどりますよ。
こちらもどうぞ