感想「天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ」

2020年6月15日

最近読んでよかった本「天才を殺す凡人」の感想です。

社会を高くから見て、絶対に交わらない人の歯車をかみ合わせる方法についてストーリー形式でわかり易く書かれています。感動するレベルです。

「言いたいことが伝わらないなぁ」

と、うすうす思ってる方にお勧めしたい本で大変刺さります。どう刺さったかと言うと、「伝わらない悩み」の解決法が書いてあったからです。

だから「伝わらないなぁ」と常日頃から悩んでいる人が読むと、もしかしたら理由や解決法が書いてあるかもしれません。

伝わらない悩みの解決法

僕はよく「自分の言葉が相手に伝わらないなぁ」と思うことがあります。

おかしいですよね。お互い日本人で日本語で会話していて意図が伝わらない。

例えば「そこの醤油とってー」と伝えたら、
相手が「醤油を持って国に帰ってしまう」レベルで伝わらないと感じます。

ええーそんなことあるー?がよく起こります。

で本にはその答えとして、切り取る所が相手の軸によって違うからだよー的なことが書いてあります。詳しくは読んでくださいどうぞ。

それで、その攻略法として作中に書かれていたのが「自分の言葉にして伝える」でした。

「人の言葉を使わない」

本では「人の言葉を使わない」ルールを課せられた凡人役の主人公が、正しく潤滑油マンを使って、「天才」「秀才」と話をしていく。

本を読んだら得られること

この本を読めば

  • 相手がどういう人がすみ分けできます(3パターン)
  • 相手が望んでいることがわかります

そのうえで、相手が望んでいることを実行する選択肢を選べば、歯車がかみ合うようになり、前に進むようになります。

自分が何者かは個人的にはどうでもよいと考えていますが、伝えるために何となく相手をカテゴライズできるようになるのはいいです。

ポジ・ネガの要素は無く「天才」「秀才」「凡人」と書いてある

言葉の受け取り方が本の売れ行きにつながるので、共通言語として「天才」「秀才」「凡人」の3すくみを選んで書かれてあるのだけど、そこにポジティブ・ネガティブな要素はありません

正規分布にして、「左側の人・右側の人・多い人」な感じで書かれてると僕は読みました。

なので例えば「変人」「天才」「大衆」としてもいいと思います。「変人を殺す大衆」として売られていないだけの話です。

  • この本に書いてある「天才」
  • この本に書いてある「秀才」
  • この本に書いてある「凡人」

ぼんやりな言葉には定義が書いてあって、かつ「絶対軸」で交わらない人がいるよーという部分を読み違えないようにしたいと思います。

本日紹介した本はこちらです。

 

この本が良かった人は、「みんな違ってみんなダメ」これもいかがでしょうか。

感想
みんなちがって、みんなダメ に出てくるバカの数を調べた結果(中田考 著)【リベラルはバカ】

「宗教を知らなすぎるのは良くないなぁ」とお勉強で池上彰の本や児童書など読んでた中で出会った1冊「みんなちがって、みんなダメ」。これはすごい。 この本はイスラム教を研究する第一人者、中田 考がひたすら「 ...

続きを見る

 

あとは、読んでいる最中に「既視感」がずっとチラついてた方は、それはガネーシャなので「夢をかなえるゾウ」で確認してみてください。

それか「左利きのエレン」どうぞ

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-読書感想

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